現日会女流書展無事終了致しました

ご報告が遅くなりましたが、東京銀座の鳩居堂で開催された現日会女流書展が先週日曜日(4月13日)無事に終了致しました。
お忙しい中、ご来場、ご高覧いただきました皆様、心より御礼申しあげます。
遅ればせながら、出品作品のご案内です。

会場は、狭いながらも銀座四丁目、多くの皆様のご来場がありました。

46名の女性の展覧会ですので、作品は35cm✕35cmの小さな作品に仕上げるというお約束がありました。

私は、昨年2月に一緒に展覧会をさせていただきました紙漉職人の新井悦美さんの手漉き和紙に書きまました。新井さんの和紙を手に取ると、この和紙は、こんな文字が書いてみたい、こんな風景を詩にしてみたい、、、いろいろなイメージが膨らんできます。

今回は、現日会春季展に引き続きまして、昨年夏に訪れた穂高での登山日記『穂高にて』を作品に仕上げました。

和紙に作品を書くことは本当に気持ちの良いものです。
そして、無理なく、自然に言葉が出てきます。
『穂高にて』は、淡墨で、けれども滲みではなく、墨量による色の濃淡や、筆圧による線の強弱の表現が出来たのではないかと思っております。

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