オンライン講座『凌雲』2025年6月号 草書・隷書 (段・級)

次は、草書と隷書です。
草書は、今月も書譜、「必」の筆順が難しいですが、留意点に順番が書いてありますので、よく確認しながら書いて下さい。
5文字を見たときに、右側は大きく、太く大胆な筆使いになっているのに比べて、左側は穂先を使った繊細な線が多く、特に最後の文字は細く小さくなっていますので、そこに注意していきましょう!

次に、隷書です。今月も礼器碑です。
課題は「家族」の2文字となっています。画数が多く、難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本動作は変わりませんので、線の角度や線の場所について考えながら書いていきましょう!また、2文字のバランスが、案外取りにくくなっていますので、上下のバランスもしっかり確認しながら書いて下さい。