
5月に終わりに近付きましたが、少し肌寒い日があり、また、夏のような日もあり、服装にも困りますね。
香書会の皆様は、お元気お過ごしでしょうか?
さて、6月号凌雲のお手本動画、大変遅くなりまして申し訳ございません。
先週は、川越市立美術館で、母の社中展がありました。母は先日87歳になりましたが、お弟子さん達が母の「米寿記念」のスペースを作ってくれまして、静かにお祝いの会となりました。そちらのお手伝いと父のフォローと両方で、少し?忙しくしていました。
言い訳です、すみません。
前置きが長くなりましたが、6月号も頑張って書いていきましょう!
まずは、段の方の楷書です。毎月、筆使い、形の取り方、全体のバランス、、、難しい課題が続きます。
いつもお稽古でも皆さんにお伝えしていますが、各行ごとに中心を定めて書いていく、ということをおススメしています。中心を意識することにより、上下の文字の調和や、線の位置の確認などが出来て、全体のバランスの取れた1枚の作品になると思います。
みなさんには、是非中心線を意識して書いていただきたいと思います。
次に級の方の楷書です。今月の課題は「若鮎」の2文字です。
微妙な右上がりの横線がありますが、2文字に含まれる「口」の部分の圧や、太さで、全体をバランスよくまとめていく感じでしょうか?
2つの「口」の違いにも気を付けて書きましょう!
「若」の書き順(私はたびたび間違えています)にも注意し、「鮎」の魚へんは、点の角度に気を付けて、「占」の位置などにも気を付けましょう!