オンライン講座『凌雲』R3年6月号 楷書 (段・級)

5月も半ばを過ぎました。雨の降る日が多くなり、西日本では梅雨入りとのニュースも流れていました。
緑もみずみずしさを増しています。
こんな良い季節に、緊急事態宣言延長により、お家時間を過ごす毎日、皆様は、お元気でいらっしゃいますか??
私は、相変わらず、なんとなくバタバタとしておりますが、身体だけは元気にしております。

さて、6月号凌雲も張り切って??やっていきましょう!
まずは、段の方の楷書です。偏と旁のある文字が並び、それぞれの文字のバランスが求めらると同時に、5文字の調和も考えて書いていきたいですね。

次に級の方の楷書です。「世論」の二文字。最近では世論調査(よろんちょうさ)など、よろんと読むことがおおいかもしれませんが、本来はせろんが正しい、というような説もあり、凌雲ではせろんを採用しているようです。正解はどちらでも良いということです。
本題です。「世」の文字が大変平べったいのが特徴です。また、「論」は、二画目の横線が、かなり左にせり出しており、尚且つ、全体のバランスを取るように書くことが必要です。しっかり頑張りましょう!

段の課題も級の課題も、バランスを考え、5文字、2文字それぞれの調和まで意識して書いていきましょう!