オンライン講座『凌雲』2024年3月号 半切3分の1作品

次に半切3分の1作品です。
まずは、調和体から。
今月の課題は、山頭火の句で『だまってあそぶ 鳥の一羽が花の中』という、ほのぼのと春らしい句ですね。
4行になっていますので、各行が等間隔にならないよう、また、線の強弱や墨の多い少ない等を考えて、全体がまとまって見えるように表現していきましょう!

次に半切3分の1少字数の作品です。
今月の課題は、「春雪」の2文字です。比較的、普通の??行書体ですので、線の変化で作品らしさを出していけると良いと思います。
春の1画目の横線の角度と、雪の1画目の角度が向き合うような感じで書けるとまとまりやすいと思いますので、そのあたりも意識してみて下さい。あとは、躍動的な線で、変化を付けてみたりしても良いと思います。