オンライン講座『凌雲』R5年6月号 楷書 (段・級)

5月も残り数日、6月に入ります。
小津和紙側の昭和通り沿いの紫陽花が、少しずつ咲き始めています。梅雨入りが近いのでしょうか?

今月もお手本動画のアップが遅れまして申し訳ございません。
まずは、段の方の楷書からいきます。
最初の文字が難しいと思っている方も多いのではないでしょうか?
この文字は、足辺の大きさや位置取りが大切ですので、そこに注意しながら書いて下さい。
また「千」「年」共に長い縦線がありますが、それぞれの線の終わり方が違いますので、しっかりとその差を意識して書いて下さい。
碑d理側の2文字も、形が取りにくい文字ですので、線の無書く方向や、太さの変化なども考慮して、形よく仕上げていきましょう!

次に級の方の楷書です。
「武人」という2文字ですが、「武」の文字が見慣れない文字で、書きにくい方も多いのではないかと思います。
また、長い縦線からの跳ねは、とても重要で難しい筆使いとなります。筆の使い方をしっかりと意識して気持ちよく跳ねましょう!
「人」は、たった2本の線から成りますが、それぞれの線の太さ長さをしっかり意識して、バランスよく仕上げましょう!