
2011年11月に開催した、お教室生徒さんの作品を中心とした展覧会です。
当初この年4月に予定していましたが、東日本大震災の影響で、生徒さんのご親戚が被災にあわれたり、また、心情的にも少し控えめムードになっていることなどから、生徒さんのご意見も踏まえ、延期してようやく開催したものです。
小津文化教室に通われている生徒さんと、社員書道教室の生徒さんたちの合同の展覧会は、私が普段出品している書道展のような作品群ではありませんが、それぞれの思いの籠もった心温まる、勇気をいただく、元気をいただく、、、とても心地よい作品の展覧会となりました。
ギャラリー正面には、参加者全員が色紙に、自然に関する象形文字(金文文字)1文字、例えば、土、水、川、海、山、花、蝶、空、日、雲、草、、、を書いて、飾りました。ぎこちない文字もありましたが、全員の気持ちが一つにまとめられた展示は、私には大きな感動でした。
こういう展覧会は、ある意味自己満足ともいえるのかもしれませんが、書道とは何なのでしょう?の答えの一つにもなるのだと感じております。
誰もが書家になるのではなく、誰もが一流を目指し研磨し続けるものでもありません。
このとき、私は、書道を広める宣教師でも良いかな???書道を楽しいと思って始めることへのお手伝い、癒やしを求めて筆を握る人と語る、、、そんな書道を通しての私の活動が、なんらか今後の書道界の役に立つのでは???などと思ったりしました。
お花の先生でもある生徒さんの作品と書のコラボも素敵ですね
私の作品はこちらです